犬猫の腎不全に対して
当院では血液浄化療法(血液透析療法)を行っております
血液透析療法は腎臓の働きが低下した腎障害(腎不全)がある動物(犬・猫)に対して、
血液中の老廃物や余分な水分を取り除く腎代替療法の1つです。
おしっこが出ないなどの急性の腎障害(急性腎不全)に対する血液透析治療は
静脈点滴治療などをしても反応しない場合には有効な治療法といえます。
当院では、2022年から血液透析療法を開始しました。
実際に、これまでは救命できなかった腎障害の動物(犬・猫)を救うことができるようになり、その有効性を実感しています。
特に感染症(レプトスピラ症)では、血液透析治療による成績は高い傾向にあります。
また、当院は24時間救急診療も行っているために救急症例にも対応可能です。
急性腎不全が疑われる場合は(おしっこが出ないなど)緊急連絡先へお電話ください。