当院では犬の避妊手術は腹腔鏡を用いて行っております。年間約150症例ほど実施しており、熟練した獣医師及び看護師が手術にあたります。
合併症や術後の問題は非常に少ない手術です。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
従来であれば、胸やお腹を大きく切らなければならなかった手術を、5mm~1cmほどの数カ所の小さな傷で行う手術のことです。
5mm~10mmのトロッカーといわれる手術器具を通して体の中にカメラを挿入し、テレビモニターに映し出された画像を見ながら胸やお腹の中で手術を行います。
高度な技術が必要となり、内視鏡外科手術についての基本的な知識やルール、正しい適応を行うことで初めて安全な手術を行うことができます。
担当医 中川 優子
動物たちの身体に負担の少ない内視鏡外科手術に感銘を受け、幅広い手術で適応できるよう積極的に取り組んでいます。
2016年にはラスベガスにて内視鏡外科手術を研修し、奈良動物医療センターにおいて内視鏡外科手術の中心となって実績を積んでいます。